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太陽光と蓄電池、同時導入の見積もりはどう取る?施工品質で比較する方法

太陽光と蓄電池をまとめて一括見積もりできることを示すイラスト。セット平均価格247.4万円の目安と、自社施工限定の会社を選ぶポイントを添えている

こんにちは。エネすけ運営者の「りょう」です。

太陽光と蓄電池、どうせなら一緒に入れたい。停電のニュースを見るたびに、そう思いますよね。ただ、いざ見積もりを取ろうとすると手が止まります。太陽光の一括見積もりサービスは見つかるのに、蓄電池もまとめて頼めるのかまでは書かれていないからです。

先に結論をお伝えします。太陽光と蓄電池を同時に見積もりたいなら、「ソーラーパートナーズ(太陽光発電・蓄電池の一括見積り比較)」。ここが入り口の候補になります。太陽光と蓄電池を、1回の依頼でまとめて相談できるからです。

もう1つの理由は、紹介先が自社施工の会社に絞られていることです。蓄電池は屋外ユニットの設置に加えて、分電盤まわりの配線工事が伴います。工事を下請けに丸投げする会社だと、不具合が出たときの責任の所在があいまいになりがち。同時導入では、ここが効いてきます。

もちろん、電話のやり取りを避けたい人など、向かない人もいます。この記事では、同時見積もりの仕組み・セットの価格の目安・施工品質の確かめ方・注意点までを順に整理します。

本記事はアフィリエイト広告を利用しています。見積もりの依頼と施工会社の紹介は無料ですが、設置費用や申し込みの条件は各社・時期によって変わります。依頼の前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

  • 太陽光と蓄電池を1回の依頼でまとめて見積もれる仕組みと、依頼したあとの流れ
  • 太陽光+蓄電池セットの平均成約価格(5kW+約10kWhで247.4万円など)の読み方
  • 自社施工限定の7つの審査基準と、蓄電池工事で確認しておきたい資格・施工免許
  • 向かない人と、タイナビ・エコ発を選んだほうがよい場面

結論|太陽光と蓄電池をまとめて見積もるなら、ソーラーパートナーズが入り口になる

この記事で取り上げるのは「ソーラーパートナーズ(太陽光発電・蓄電池の一括見積り比較)」。太陽光と蓄電池をまとめて頼める、一括見積もりの比較サービスです。運営は株式会社ソーラーパートナーズ。2010年4月の設立で、本社は東京都新宿区、資本金は1億円と公表されています。

太陽光の窓口と蓄電池の窓口を別々に使って2回問い合わせる場合と、太陽光と蓄電池をまとめて見積もれる1つの窓口を使う場合を左右で比較した図

許認可は建設業許可 東京都知事許可(般-4)第138314号。電気工事業は東京都知事届出 第2910275号です。会社の所在と許認可が表に出ているかは、依頼する側にとって最初の安心材料になります。

結論から書きます。太陽光と蓄電池を同時に検討していて、工事の責任の所在まで条件に入れたいなら、まず当たる窓口はここです。理由は2つあります。

1つ目は、同時見積もりに正面から対応していること。公式トップの入口は「太陽光発電(蓄電池セット含む)」と「蓄電池のみ(V2Hセット含む)」の2択です。前者を選べば、1回の依頼で両方の見積もりが進みます。公式の「ご利用の流れ」にも、太陽光のみか太陽光+蓄電池か蓄電池のみかは、まだ決まっていなくても大丈夫と明記されています。

2つ目は、紹介先の絞り方です。7つの審査基準の1番目が「販売・施工・アフターフォローまで自社で一貫施工していること」。工事を下請けへ丸投げする営業会社は、この時点で紹介の土俵から外れます。審査の通過率は9.8%(公式表記)で、手を挙げた会社の9割以上が加盟に至らない計算です。

逆に、次の人には向きません。電話のやり取りをせず、メールだけで完結させたい人。すでに太陽光を導入済みで、蓄電池だけを後付けしたい人。価格の安さだけを見て、工事の中身は問わない人。それぞれの理由は後半で詳しく書きます。

太陽光と蓄電池をセットで入れると、総額は数百万円の買い物になります。1社の提示額だけでは、高いのか安いのかを判断できませんよね。まずは両方をまとめて見積もれる窓口を1つ確保する。そこが最初の一歩になります。

太陽光と蓄電池の同時見積もりに対応しているか公式サイトで確かめる

※見積もりの依頼と施工会社の紹介は無料です。設置費用と最新の条件は公式サイトでご確認ください

「太陽光と蓄電池、まとめて頼めるの?」で手が止まる

太陽光と蓄電池を同時に入れたい理由は、だいたい似ています。台風や地震で停電したときに、自宅の電気を確保しておきたい。冷蔵庫と照明、スマホの充電くらいは自力でまかないたい。そう考えて調べ始める方が多いですよね。

筆者宅の屋外壁面にコンクリート基礎で固定された蓄電池の実機。2026年8月18日に太陽光7.92kWと同時に設置された
筆者宅の蓄電池実機(2026年8月18日、太陽光7.92kWと同時に設置)

ところが、見積もりの段階でつまずきます。太陽光の一括見積もりサービスは見つかります。蓄電池の専門ページも見つかります。ただ、両方をまとめて1回で頼めるのかどうかは、トップページを眺めているだけでははっきりしません。

私自身、2026年8月18日に自宅へ太陽光7.92kWと蓄電池7.7kWhを同時に設置しました。関西の新築一軒家で、屋根は南向きの片流れ。費用は265万円で、20年ローンを組んでいます。連系運転が始まったのは設置と同じ日なので、収支を語れる実測はこれからです。

それでも、契約の手前で確かめたことははっきり覚えています。選ぶ蓄電池メーカーの施工に対応できる会社か。全負荷型か特定負荷型か。設置したあとの点検を誰が見るのか。この3つは、金額を見比べるより先に片づけました。

同じ立場の方が申し込みの手前で止まる理由は、たいていこの4つに集約されます。

  • 太陽光と蓄電池をまとめて見積もれるサービスなのかが分からない
  • セットで入れたときの総額の相場が見えず、提示額の当たりをつけられない
  • 蓄電池の配線工事を、どんな資格を持つ人が担当するのか知らない
  • 太陽光と蓄電池のどちらを優先するか、まだ決めきれていない

この4つは、価格だけを見比べても埋まりません。同時に見積もれる窓口かどうかと、誰が工事をするのかを先に確かめる。順番を変えるだけで、比べる作業はぐっと楽になります。

セットの平均成約価格が公開されている|自分の容量に近い行で当たりをつける

太陽光と蓄電池のセット容量別に公開されている平均成約価格を示した表。5kWと約10kWhで247.4万円、6kWと約13kWhで294.9万円、8kWと約16kWhで388.9万円という3行を並べている

同時導入でいちばん見えにくいのが総額の相場です。太陽光だけなら記事も統計も多いのに、蓄電池を足したときの金額はぐっと情報が減ります。ソーラーパートナーズは、ここを容量の組み合わせ別に公開しています。

太陽光の容量蓄電池の容量平均成約価格
5kW約10kWh247.4万円
6kW約13kWh294.9万円
8kW約16kWh388.9万円
2〜9kW(全体の幅)約10〜16kWh228.3万〜388.9万円

この表は、同社を通じて設置工事を行ったユーザーの契約データにもとづく平均値です。対象期間は2025年1月1日から12月31日までの1年分。金額は補助金を差し引く前の税込で、集計は自社実施と明記されています。数字の出どころと期間が書かれている点は、見積もりを比べるうえで扱いやすい材料です。

では、どの行を自分の行として読むか。わが家は太陽光7.92kWに蓄電池7.7kWhの組み合わせで、表のいちばん上にある約10kWhより一回り小さい規模です。表の3行は、そこからさらに容量を積んでいく選択肢だと考えると読みやすくなります。

容量を決める手前には、もう1つの分かれ目があります。全負荷型か特定負荷型かです。家じゅうのコンセントを生かすのか、冷蔵庫と照明など決めた回路だけでよいのか。停電のときに動かしたいものを先に決めると、必要な容量の見当をつけやすくなります。

では、実際にどのくらいの容量を提案されるのか。第三者の体験談では、長州産業「スマートPVマルチ」の12.7kWhが提示されています。もう1つはパナソニック「創蓄連携システムS+」の11.2kWh(5.6kWh×2台)でした。どちらも特定負荷の仕様で、全負荷にすると10万円ほど上がると説明されたと記録されています。表でいえば、約10kWhと約13kWhの行のあいだに当たります。わが家の7.7kWhを基準にすると、一回りから二回り大きい容量です。停電のときに動かしたい範囲が広いほど、必要な容量は大きくなりやすい。ただ、この表の行は蓄電池だけでなく太陽光の容量も一緒に動きますし、必要な容量は動かす機器の消費電力や使う時間でも変わります。全負荷か特定負荷かだけで行が決まるわけではないので、体験談の容量を目印に、自分の家に近いのはこのあたりかなと見当をつけるくらいがちょうどいいと思います。

行が決まれば、使い方はシンプルです。その行の金額と手元の見積もりを並べて、高いか安いかの当たりをつける。太陽光5kWと蓄電池10kWhの構成で400万円を提示されたなら、いったん立ち止まる材料になります。逆に近い金額なら、価格以外の条件を見る段階へ進めます。

注意したいのは、平均値はあくまで平均だという点です。屋根の形・工法・パネルのメーカー・分電盤の位置で工事費は変わります。わが家も南向きの片流れという条件に助けられた部分がありました。同じ容量でも金額に幅が出る前提で見てください。

表はあくまで出発点です。手元に比べる相手がいなければ、提示額が高いのか安いのかも判断できません。まずは自分の屋根と容量で見積もりを取り、近い行と照らしてみてください。

検討中の容量で見積もりを取って相場と見比べる

※見積もりの依頼と施工会社の紹介は無料です。実際の金額は紹介された各社の見積もり次第となります

1回の依頼のあとどう進むか|聞き取りから最大5社の紹介まで

依頼したあとに何が起きるのか。ここが見えないと、フォームの送信ボタンを押しにくいですよね。公式が示している流れは5つのステップです。

見積もり依頼から契約までの5つのステップを示した手順図。フォームや電話で依頼、アドバイザーが聞き取り、最大5社を紹介、各社の見積もりを比較、納得できたら契約という流れが並んでいる
  • フォームまたは電話で無料相談・見積もりを依頼する
  • 本部のソーラーアドバイザーが電気代・屋根の形・設置したい設備・予算・補助金の有無などを確認する
  • 希望と地域に合わせて、審査済みの自社施工会社を最大5社まで紹介してもらう
  • 各社の見積もりと提案内容を比較する
  • 納得できた場合だけ契約する(契約は紹介された施工会社と直接結ぶ)

地方にお住まいの場合はどうでしょうか。公式は都道府県別に、対応可能な提携施工会社数を公開しています。東京都は106社、大阪府は30社、北海道は11社。鳥取県・島根県・高知県・秋田県・新潟県・富山県などでも各10社と示されています(2026年6月現在)。依頼の前に自分の県の社数を見ておくと、紹介への期待値をそろえられます。ただしこれは登録されている会社の数で、実際に何社から見積もりが届くかは住所や屋根の条件によって変わります。

この流れが効いてくるのは、4番目の比べる作業です。太陽光と蓄電池を別々のサービスで頼むと、届く見積書の前提がそろいません。パネルの容量が違う。蓄電池のメーカーが違う。工事範囲の書き方も違う。同じ条件に並べ直す手間が、そのまま比較の負担になります。1回の依頼でセットの提案が返ってくれば、この手間はかなり減らせます。ただ、紹介されるのは最大5社の別々の会社です。提案するメーカーや容量は会社ごとに変わるので、前提をそろえて読む作業そのものが消えるわけではありません。

ここまでの内容に納得できたら、次は自分の条件で確かめる番です。屋根の向きと築年数。いまの電気代。置きたい蓄電池の容量。この3つを手元に用意してから依頼すると、最初のヒアリングが短く済みます。

自分の県の対応社数と申し込みの流れを公式サイトで見る

※見積もりの依頼と施工会社の紹介は無料です。対応エリアと社数は公式サイトでご確認ください

施工品質をどう確かめるか|自社施工限定と7つの審査基準

蓄電池の工事は、パネルを屋根に載せるだけでは終わりません。屋外ユニットの設置に加えて、分電盤まわりの配線工事が伴います。停電のときにどの回路が生きるかも、この配線の設計で決まります。だからこそ、誰が工事を担当するのかが同時導入では重くなるんです。

自社施工限定であることを確かめるための4つの確認ポイントを示したチェックリスト図。販売から施工まで自社で一貫しているか、複数メーカーから提案できるか、施工実績100棟以上か、メーカー保証・工事保証と電気工事士の資格に対応しているかを並べている

ソーラーパートナーズが公開している加盟審査は、次の7項目です。

  • 販売・施工・アフターフォローまで自社で一貫施工していること
  • 複数メーカー(3社以上)から提案できること
  • 施工実績が100棟以上あること
  • メーカー保証・工事保証に対応していること
  • 建築関連法規・消費者契約等の処罰実績がないこと
  • 現場経験5年以上の現場監督が在籍していること
  • 第2種電気工事士以上の資格保持者が在籍していること

同時導入で効いてくるのは1番目と2番目です。自社で一貫施工する会社だけが紹介対象なので、太陽光の工事と蓄電池の工事で会社が分かれにくくなります。不具合が出たときの連絡先を1社に寄せやすい、ということです。2番目の「3社以上のメーカーから提案できる」も見逃せません。扱えるメーカーが1社だけの会社は、その1社を勧めるしかないからです。

蓄電池については、公式が別に注意喚起を出しています。蓄電池ページの「蓄電池の設置に伴う3つのポイント」がそれです。

  • 電気工事業者として都道府県に登録されている施工店以外が設置工事をすると違法になる
  • 第二種電気工事士以上の国家資格を持たない作業員が、蓄電池の設置に必要な配線工事をすると違法になる
  • 蓄電池メーカーの施工免許を持たずに設置工事をすると、メーカー保証を受けられない可能性がある

ここに落とし穴があります。7つの審査基準は、太陽光の施工体制を前提にした条文です。「蓄電池メーカーの施工免許を持っているか」という項目は明記されていません。基準4の「メーカー保証・工事保証に対応」に含まれる形です。紹介を受けたら、自分で「うちが選ぶ蓄電池メーカーの施工IDはありますか」と聞いてください。

加盟したあとも審査は続きます。顧客満足度調査は「見積後」「契約後」「工事後」の3つのタイミング。1件でも満足できなかったという評価が出れば原因を調査し、解決するまでその施工店の紹介を止める仕組みです。契約率と経営状況もあわせて見られ、加盟店のしつこい勧誘を報告できるイエローカード制度も置かれています。入り口で絞るだけでなく、加盟後も紹介を止める形で品質を見ている。依頼する側にとっては、そこが読みどころです。

工事の進め方には「工事のお約束」という独自基準もあります。加盟企業に遵守を義務づける、5つの分野です。

  • Quality|メーカーの施工基準を守り、作業工程ごとにチェックし、施工書を携帯する
  • Cost|工事に適切な人数と車両台数をあてる
  • Delivery|作業前に内容と予定時間を説明し、遅れそうなら事前に相談する
  • Safety|高所からの落下・墜落を防ぎ、ヘルメットを着用する
  • Hospitality|作業場所を養生し、近隣に配慮する

見積書の金額だけでは見えないのが、この工事当日の中身です。当日の段取りと安全対策まで、文章になって示されている。太陽光と蓄電池を一度に載せると工事の規模も大きくなるので、ここが決まっているかどうかは効いてきます。

工事が途中で止まったら|あんしん完了保証は蓄電池工事も対象

太陽光と蓄電池をセットで入れると、支払う金額は大きくなります。工事の途中で施工会社が倒産したらどうなるのか。同時導入では、ここを気にする方が多いと思います。

施工会社が工事の途中で倒産した場合に、あんしん完了保証で加盟会社が工事を引き継ぎ、当初工事代金の50%または100万円のいずれか低い額を上限に残代金の補填を受けられる仕組みを示した図

ソーラーパートナーズには無料の「あんしん完了保証」があります。約款は保証の対象を「太陽光発電・蓄電池等の設置工事に関する請負契約」と明記しており、蓄電池側の工事も含まれます。施工会社が工事前や工事中に倒産などで工事を完了できなくなった場合、加盟会社が工事を引き継ぐ仕組みです。

引き継いだ会社の残工事費用が、当初契約の未払金を上回ることがあります。その差額を、約款で決められた上限(後述します)の範囲内で保証金として補填する設計です。上限に収まる範囲であれば、工事代金を支払い済みでも残代金だけで工事を終えられます。太陽光と蓄電池を一度に頼むほど支払いは前倒しになりがち。そのぶん、この保証の意味は大きくなります。

ただし、黙っていても付く保証ではありません。工事請負契約の締結日から4日以内に、専用ページから申し込む必要があります。契約書にサインした週のうちに、申し込みまで済ませてしまいましょう。

補填の上限は、当初工事代金の50%または100万円のいずれか低いほうです。1つのパートナー企業あたり、総額300万円が限度になります。約款は2021年7月1日の発効で、2026年6月16日に改定されたと公表されています。

上限がある以上、これ1つで支払った全額が守られるわけではありません。それでも、費用をかけずに用意できる備えとしては、申し込んでおく価値があります。

正直な注意点|ソーラーパートナーズが向かない人

ここまでは評価できる点を中心に書きました。口コミ全体の分布も見ておきます。リフォーム比較メディアが2026年8月19日時点で集計したところ、Googleのクチコミは209件で平均は★4.2。★5が135件(64.6%)、★1が23件(11.0%)という内訳でした。

良い声で目立つのは、比較と手続きの代行です。「3社比較で価格と発電効率を比べられた」「補助金や電力会社の手続きまで代行してもらえた」といった内容が並びます。「訪問販売より100万円以上安くなった」という声もありました。

ただ、申し込む前に知っておきたい弱点もあります。あとで「思っていたのと違った」とならないよう、先に並べておきますね。

  • 蓄電池メーカーの施工免許は、7つの審査基準の条文にありません。「この蓄電池メーカーの施工IDはありますか」と聞くところまでが自分の仕事です
  • 紹介は最大5社の表記ですが、実際の社数は地域と条件によります。口コミには「エリアによっては最大3社に届かない」「現地調査に来たのに見積書が出なかった」という声もありました。本社の近隣エリアで同社が直接対応し、1社見積もりになった体験談も記録されています
  • 全負荷型か特定負荷型かで、停電時に使える範囲と価格が変わります。公開されているのは容量の組み合わせ別の価格表だけで、この差額までは示されていません
  • 申し込みのあとに本部アドバイザーの電話ヒアリングが入る仕組みで、メールだけで完結させることはできません。両方を検討していると聞き取りの項目も増えます
  • 公表数字の表記にばらつきがあります。累計利用者数はページによって25万人以上・約30万人以上・3万人以上と揃いません。加盟店数も「600社以上」と「約350社に絞り込んでご紹介」が同じページに併記されています
  • 「依頼件数4年連続No.1」の出どころは2015年から2018年の調査です。公式自身も2019年以降は実施されていないと注記しています。価格差27.4%や満足度94.8%も自社調べの数値です
  • 紹介を受けたあとの対応の質は、会社ごとに差があります。体験談には「定期メンテナンスに対応していなかったので他社に依頼した」という記録もありました

並べてみると、多くは段取りと確認の問題です。電話は入りますが、要件は希望条件の聞き取り。施工免許も、質問を1つ足せば確かめられます。私が契約の前に片づけた3つも、突き詰めれば質問を足しただけでした。自分で確認する項目がある前提で使えば、自社施工限定という絞り込みは同時導入で効いてきます。

一方で、次の2つに当てはまるなら別の道をおすすめします。1つは、すでに太陽光を導入済みで蓄電池だけを後付けしたい人。この場合の入口は蓄電池の専用ページになり、「蓄電池のみ(+V2H含む)」と「蓄電池+エコキュート」の2択です。同時見積もりの利点は効かないので、容量の選び方や回収年数を先に詰めたほうが早いと思います。

もう1つは、価格の安さだけを最優先し、工事の中身は問わない人です。自社施工限定という絞り込みは、候補の数を減らす方向に働きます。

他の選択肢も正直に|社数を増やしたい人・営業連絡を抑えたい人へ

ソーラーパートナーズがしっくりこない場合の選択肢も挙げておきます。どちらも利用は無料です。比べる社数を増やしたいなら「タイナビ(太陽光発電・蓄電池の一括見積もり)」。見積もりフォームが「太陽光(+蓄電池)」と「蓄電池のみ」に分かれていて、同時見積もりに対応しています。

全国270社以上の提携企業から最大5社を比較でき、累計20万人の利用実績があります(いずれも公式表記)。自社施工かどうかで加盟を絞っていないぶん、紹介の対象は広めです。

業者からの営業連絡が重なるのを避けたいなら「エコ発(太陽光発電の一括見積もり)」です。登録販売店313社(2026年9月7日時点の公式表記)から最大5社を厳選して紹介する仕組みです。専門アドバイザーが間に入るため、許可なく情報が業者に渡ることも、業者からの大量の営業電話も一切ないと明示しています。契約時のみ手数料が発生する成功報酬のモデルです。

使い分けの順番を決めておくと迷いません。工事の責任の所在を重く見るなら、まずソーラーパートナーズで自社施工の会社の見積もりから当たる。希望の社数がそろわなかったらタイナビで広げる。営業連絡の量がどうしても気になるならエコ発を選ぶ。同時導入は金額が大きいぶん、比べる相手を1社に絞らないほうが安全かなと思います。

太陽光と蓄電池の同時一括見積もりでよくある質問

見積もりを依頼したら、そのまま契約しないといけませんか?

契約の義務はありません。公式が示す流れの最後は「納得できた場合だけ契約する」で、契約は紹介された施工会社と直接結びます。契約する場合は、無料の「あんしん完了保証」を締結日から4日以内に申し込んでください。

どんなメーカーの蓄電池を提案してもらえますか?

審査基準に「複数メーカー(3社以上)から提案できること」が入っています。1社の製品だけを勧められる形にはなりにくい仕組みです。第三者の体験談では、2メーカーの提案を受けた例が記録されています。長州産業「スマートPVマルチ」の12.7kWhと、パナソニック「創蓄連携システムS+」の11.2kWh。どちらも特定負荷の仕様でした。実際に出てくる型番は、紹介された会社と時期で変わります。

全負荷型と特定負荷型、どちらを選べばいいですか?

第三者の体験談では、全負荷にすると10万円ほど上がると説明されたと記録されています。ただし公開されている価格表は容量の組み合わせ別で、この差額までは示されていません。家じゅうを生かしたいのか、決めた回路だけでよいのかを先に決めて、提案時に内訳で聞いてください。

訪問販売で受けた見積もりと比べて、安くなりますか?

公式は、加盟店の平均成約価格が販売会社の平均見積もり価格を27.4%下回ったと公表しています。大手販売会社15社との比較で、対象は2024年1月から2026年6月です。ただし第三者の検証ではなく、自社集計の数値です。差額を前提にせず、手元の見積書と並べて確かめる材料として使ってください。

あんしん完了保証で対象外になるものはありますか?

仮住まい費用・駐車場代金・印紙代・慰謝料などの付帯費用は対象外で、天変地変や地盤に起因する事故も保証されません。補填されるのは工事を引き継いだ際の残工事費用の差額で、上限もあります。工事が止まったときの生活費まで守るものではない、と理解しておくのが安全です。

太陽光+蓄電池の同時見積もりの結論|施工品質で選ぶなら

太陽光と蓄電池の同時見積もりで残ったのは、入口と絞り込みの2点でした。フォームの入口が「太陽光発電(蓄電池セット含む)」で1回の依頼にまとめられること。紹介先が自社施工の会社だけに絞られること。この2つが、工事の品質まで条件に入れたい人にとっての決め手です。自分がどこに当てはまるか、次の3つから選んでみてください。

太陽光と蓄電池の同時見積もりで、まとめて1回で頼みたい人・比べる社数を増やしたい人・営業電話を抑えたい人という3つのタイプ別の候補と、施工免許の確認・地域で変わる紹介社数・電話ヒアリングという3つの注意点をまとめた俯瞰図
  • 太陽光と蓄電池をまとめて1回で見積もりたい人 → 入口が2択のソーラーパートナーズ
  • 比べる社数を増やして総額の相場をつかみたい人 → 提携270社以上のタイナビ
  • 業者からの営業連絡をできるだけ抑えたい人 → 大量の営業電話はないと明記するエコ発

注意点も繰り返します。施工免許の確認・地域で変わる紹介社数・避けられない電話ヒアリング。この3つを自分で引き受けられるかが、申し込む前の分かれ目です。

私自身は2026年8月に自宅へ太陽光と蓄電池を同時に載せたばかりで、収支を語れる実測はこれからです。それでも、契約の前に見積もりを並べて考えた時間は、決めるうえで役に立ったなと思います。設置費用と申し込みの条件は各社・時期で変わります。依頼の前に、公式サイトで最新の情報をご確認ください。

最後に、条件を絞って言い切ります。太陽光と蓄電池を1回でまとめて見積もりたい。工事を誰がやるかまで条件に入れたい。この2つが当てはまるなら、最初に当たる窓口はソーラーパートナーズです。合わなければ、上に挙げた2社へ切り替えれば済みます。依頼と紹介は無料なので、まずは自分の屋根と容量で1枚出してみてください。

太陽光と蓄電池の見積もりをまとめて無料で依頼する

※見積もりの依頼と施工会社の紹介は無料です。費用・工事内容・保証は契約前に公式サイトと見積書でご確認ください

  • この記事を書いた人

りょう / エネすけ運営者

関西の新築一軒家(オール電化)で、妻と子ども2人と暮らす一般の施主です。2026年8月に太陽光7.92kW+蓄電池7.7kWhを設置しました。導入前24ヶ月分の電気代実測をもとに、「太陽光は本当に元が取れるのか」を導入前後の比較で検証していきます。

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