こんにちは。エネすけ運営者の「りょう」です。
太陽光の売電が始まったのに、東京電力から明細が届かない。くらしTEPCOにログインしても、売電の金額が見当たらない。そんなモヤモヤを抱えて調べている方は多いのかなと思います。
実は東京電力エリアの売電明細は、売電先がどちらの東京電力かで、見る場所がまるで違います。2017年4月以降に売電を始めた家庭なら、見るのはほとんどの場合、東京電力パワーグリッドのWebサービス。紙の明細は、もともと出ない仕組みです。
私の家は関西で、2026年8月に太陽光を付けたばかりの一般施主です。東京の画面は持っていないので、手順や項目名は東京電力の公式ページ・FAQ・規約の表記に沿って整理しました(2026年10月時点)。
自宅に届いた関西電力送配電の通知書や、モニターの数字とも見比べています。確認先 → 項目の見方 → 振込日の順に、迷いをひとつずつほどいていきますね。
- 東京電力の売電明細の確認先は、買取先がパワーグリッドか東電EPかで決まる
- 紙の購入電力量のお知らせが届かない理由と、登録案内メールが来ないときの確認先
- 購入実績お知らせサービスとくらしTEPCO webで売電明細を開く手順
- 購入電力量・購入金額・支払日の欄の読み方と、振込日の数え方
東京電力の売電明細は買取先で確認先が分かれる
結論から言うと、2017年4月以降に売電を始めた家庭のほとんどは、売電明細を、東京電力パワーグリッドの「購入実績お知らせサービス」で見ます。くらしTEPCO webで売電明細を見られるのは、売電先が東京電力エナジーパートナー(以下、東電EP)の家庭だけです。

えっ、東京電力って1つの会社じゃないの?
同じグループでも、送配電の会社と電気を売る会社に分かれているみたいですよ。どっちに売っているかで明細の場所が変わるので、一緒に見ていきましょう。
迷いやすいのは、電気をどこから買っているかと、売電先が別の話だからです。東電EPのFAQでも、売電契約と電気の購入契約は別の契約で、異なる会社と結べると案内されています。
たとえば「電気は新電力から買い、売電先はパワーグリッド」という組み合わせは普通にあります。電気代の請求をいくら探しても、売電の明細が出てこないのはこのためです。
自分がどこで明細を見ればいいかは、次の表で当たりをつけられます。
| あなたの状況 | 買取先 | 明細を見る場所 |
|---|---|---|
| 2017年4月以降に太陽光を付けて売電を始めた(FIT期間中) | 東京電力パワーグリッド | 購入実績お知らせサービス(Web専用) |
| 2017年3月以前から東京電力に売電している(FIT期間中) | 東電EP | くらしTEPCO webの「利用明細」 |
| FIT満了後、東電EPの再エネ買取標準プランなどで売っている | 東電EP | くらしTEPCO webの「利用明細」 |
| FIT満了後、他社の買取メニューで売っている | その会社 | その会社のマイページなど |
| 再エネおあずかりプランを使っている | 東電EP | 同プラン専用のお客さま専用ページ |
2017年4月以降に売電開始ならパワーグリッド
境目は2017年4月1日です。パワーグリッドのFAQによると、この日以降に結ぶ買取の契約(特定契約)は、買取先が変わりました。小売の東電EPから、送配電を担うパワーグリッドへの切り替えです。
ここ数年で太陽光を付けた家庭は、ほぼこちらに当てはまるはずです。買取も明細の発行もパワーグリッドなので、確認先は同社の購入実績お知らせサービスになります。
一方、2017年3月以前から売電している設備は、契約内容を変えていなければ買取先は従来どおり小売側のままです(同FAQ)。売電を始めた時期さえ分かれば、確認先はほぼ決まります。
時期がはっきりしない場合は、手元の書類とメールで見分けられます。手がかりを表にまとめました。
| 手元にあるもの | 考えられる買取先 |
|---|---|
| 「【購入実績お知らせサービス】新規ユーザー登録のお願い」というメール | 東京電力パワーグリッド |
| 工事店経由で戻ってきた「電力受給契約申込書」の控え | 東京電力パワーグリッド(低圧の新規設置) |
| くらしTEPCO webのログイン案内のハガキやSMS | 東電EP |
わが家(関西)の場合、売電契約の申込みは工事業者が代わりに出してくれました。私自身が何か手続きをした記憶は、正直ありません。契約の書類も、施工業者から郵送で届いています。
同じように「自分では何もしていない」という家庭は、きっと多いですよね。手元に書類もメールも無ければ、まずは太陽光を付けた工事店に聞くのが早道です。
売電先が東電EPならくらしTEPCOが確認先
くらしTEPCO webの「利用明細」で売電量と売電金額が見られるのは、売電先が東電EPの家庭だけです。2017年3月以前からの小売買取の継続契約や、卒FIT後に東電EPの買取メニューへ移った契約が当てはまります。
東電EPのFAQは、売電先がパワーグリッドなら購入実績お知らせサービスを使うよう案内しています。売電先が東電EP以外なら、くらしTEPCO webでは確認できないとも明記。
気をつけたいのは卒FITのタイミングです。FIT期間中の買取先が送配電でも、満了後に東電EPの買取メニューへ移ると、その後の明細はくらしTEPCO web側に変わります。同じ家でも、時期によって見る場所が移るわけです。
電気を東電EPから買っているかどうかは関係なし。見るべきは「売電先がどこか」です
紙の購入電力量のお知らせが届かないのはなぜ
答えはシンプルで、送配電買取では最初から紙の明細が出ない仕組みだからです。紙が廃止されたわけでも、手続きが止まっているわけでもありません。
紙が来ないと、ちゃんと売れてるのか不安になっちゃうね。
ですよね。うちも最初は何が届くのか分かっていなかったです。紙が来ない理由を、規約で確かめてみましょう。
購入実績お知らせサービスの利用規約は、検針結果をこのサービスで通知すると定めています。そのうえで「紙面による検針結果および購入実績等のお知らせは行いません」と明記。FAQでも、送配電買取では紙のお知らせを発行しないと繰り返し回答しています。
それでも「紙が来なくなった」と感じる人がいるのは、昔の記憶のせいかもしれません。小売買取だった時代は、検針のときに紙の「購入電力量のお知らせ」が配られていました。その名前がネット上の古い情報に残っていて、誤解の元になっているようです。
ちなみに東電EP側も、検針票は書面ではなく原則Webでの案内です。どちらに売っていても、紙を待つより画面で見る前提で考えたほうがよさそうです。
登録しないと明細が見られない
購入実績お知らせサービスの登録は任意です。ただ、登録しないと売電量や金額を確かめる公式の手段が手元に残りません。卒FITの満了通知(本土)も登録アドレス宛のメールだけなので、早めに登録しておくと安心です。
登録案内メールが届かないなら工事店に確認
登録の案内メールが来ないときは、まず太陽光を付けた工事店に確認するのが近道です。案内の届け先が、施主本人とは限らないからです。
パワーグリッドの「新規ユーザー登録のお願い」メールは、申込時に登録したメールアドレスに届きます。低圧の申込書の控えも、同社から申込みをした電気工事店へ返送される流れです。
工事店が自社のアドレスで申し込んでいると、施主の手元には何も届きません。結果として「明細がどこにもない」状態になってしまうわけです。
わが家の関西の例でも、受給契約の通知書は施工業者から郵送で届きました。中には「書類が届いたよ」という一筆が入っていたくらいで、それまで特に連絡はありませんでした。業者さん経由で書類が回るのは、珍しい話ではないのかなと思います。
工事店に聞くときは、受電地点特定番号(22桁)と登録案内メールの届け先の2点を確認すると話が早いです。工事店でも分からなければ、パワーグリッドのコンタクトセンター(平日9〜17時)に相談できます。
問い合わせでは、受電地点特定番号を聞かれることがあります。番号が手元に無いと話が進みにくいので、工事店への確認を先に済ませておくとスムーズです。
購入実績お知らせサービスで売電明細をWeb確認
パワーグリッドに売電している家庭は、新規登録 → ログイン → 「購入電力量のお知らせ」画面の順でたどれば売電明細にたどり着きます。東電EPに売電している家庭は、この章の最後にあるくらしTEPCO webの手順を見てください。
公式の案内によると、確認できるのは毎月の購入電力量・購入金額・発電実績推移と、発電設備情報などの契約内容です。発電場所によっては、提供できない情報もあるそうです。
なお、パワーグリッドは2024年4月の書式変更のお知らせで、この画面の書式見本をPDFで公開しています。見本では金額の欄が「購入料金」、振込の欄が「お支払日」と表示されています。この記事では規約やFAQの表記(購入金額・支払日など)で書いているので、実際の画面の呼び名とは少し違う場合がある点はご了承ください。(出典:東京電力パワーグリッド『受給契約における購入実績お知らせサービスの書式変更について』)
初回は受電地点特定番号と振込口座で新規登録
初回の登録で必要なのは、受電地点特定番号と振込先の口座番号の2つです。受電地点特定番号は、工事店へ返送される申込書か、登録案内メールに書かれています。
| 段階 | やること(公式ページ・FAQの案内) |
|---|---|
| 登録できる時期 | 「【購入実績お知らせサービス】新規ユーザー登録のお願い」メール(またはダイレクトメール)を受け取ったあと |
| ステップ1 | 新規ユーザー登録画面で流れと利用規約を確認し、「ユーザー情報登録」へ進む |
| ステップ2 | 受電地点特定番号と振込先口座番号(申込書で指定した口座)を入力する |
| ステップ3 | 審査完了後にメールで届く仮パスワードでログインし、任意のパスワードへ変更する |
| ステップ4 | 一度ログアウトし、次回のログインから利用を始める |
ゆうちょ銀行の口座は、通帳の記号・番号ではありません。振込用の口座番号の下4桁を入れる点に注意です。
受電地点特定番号は、電気を買う側の「供給地点特定番号」とは別の番号です。同じ家に番号が2つあるので、電気の検針票の番号を入れないようにしたいところですね。
つまずきやすい点もあります。案内メールより前に登録すると、「ユーザー情報再登録のお願い」が届くことがあります。入居で既存の設備を引き継いだ場合は、申込書の事務処理が終わるまで約1週間待つ必要があります。
メールは @tepco.co.jp から届くので、受信許可も済ませておくと安心です。契約者本人の同意があれば、家族や口座名義人が登録することもできます。パネルを増設して契約が増えたときは、新規登録ではなく「ご登録内容変更」から番号を追加する形です。
ログイン後に購入電力量のお知らせを開き印刷する
ログインしたら、受電地点特定番号 → 年月 → 「購入電力量のお知らせ」の順に開きます。同社の公式案内に沿うと、たどり方は次のとおりです。
- 「ユーザー情報」画面のご契約一覧で「受電地点特定番号」をクリック
- 「実績一覧」画面で、見たい購入実績の「年月」をクリック
- 「購入電力量のお知らせ」画面で、購入電力量・購入金額・支払日などを確認
毎月の実績は、検針日の翌々営業日までに更新される予定です。確定すると「データ更新のお知らせ」メールが届くので、それを合図に開けば空振りしません。
大事なのが保存です。見られるのは最大で過去12か月分で、データのダウンロードはできません。解約後も閲覧はできるものの、毎月古い月から順に消えていきます。
売電の収入は、確定申告や住民税の申告で年間の金額を確かめる場面があります。毎月か年末に、画面を印刷(PDFへの印刷を含む)して残しておくのが無難かなと思います。
細かい点では、午前4〜6時はシステムが止まっています。ブラウザの「戻る」を使うとエラー画面になることがあるので、画面内の「戻る」ボタンを使いましょう。
東電EP売電はくらしTEPCOの利用明細を開く
売電先が東電EPなら、くらしTEPCO webの「利用明細」で売電量と売電金額を確認します。ログインに使うのは、同社からハガキまたはSMSで届いたアカウントです。
- くらしTEPCO webにログイン
- 契約が複数あるときは、マイページ上部の料金プラン名をクリックし「購入契約(太陽光)」に切り替え
- 上部メニューか右上の ≡(メニュー)から「利用明細」を選ぶ
- 契約情報を見たいときは、下へスクロールして「契約情報」をクリック
利用明細で見られるのは、最大で過去2年分です。受電地点特定番号もここで確認できます。ただ、購入電力量はPDFのダウンロードに対応していないので、残したい月は印刷しておきましょう。
購入契約の契約情報は、「契約内容の確認・変更」には表示されません。探す場所を間違えやすいポイントです。
ログイン情報が分からない、ログインしても売電が見えないときは、同社のWEBフォームから問い合わせます。「WEBで購入電力量を確認したい」などと入力すれば伝わります。
なお、東電EPの要綱上の明細の名前は「購入料金等のお知らせ」です。パワーグリッドの「購入電力量のお知らせ」とは呼び名が少し違いますが、どちらも売電の明細にあたります。
売電明細の見方|売電量と金額はどの欄を見る
売電した量は「購入電力量」、受け取る金額は「購入金額」の欄を見ます。買い取る側から見た「電気を購入した」記録なので、売電なのに「購入」と書かれているわけです。

売ったのに「購入」って書いてあるの、ややこしいね。
ほんとですよね。買い取る側の言葉だと思うと、すっと読めました。ほかの欄も順に見ていきましょう。
| 欄(規約・公式案内の表記) | 意味・読み方 |
|---|---|
| 購入電力量 | 検針期間(前回検針日〜今回検針日の前日)に買い取られた電力量(kWh)。いわゆる売電量 |
| 購入金額 | 購入電力量×調達価格。いわゆる売電金額で、1円未満は切り捨て |
| 当月指示数 | スマートメーターの売電(逆潮流)側の今回の読み。前回との差が購入電力量の目安 |
| 支払日 | 振込の期日。検針日の翌日から数えて30日目(休業日なら翌営業日)まで |
| 発電設備情報 | 発電出力・設備IDなど。左下に買取期間満了日(2019年7月以降) |
| 解体等積立単価・解体等積立金 | 廃棄等費用の積立の項目。対象は10kW以上で、住宅用10kW未満は積み立てなし |
| 更新中/未確定 | 「更新中」は算定中、「未確定」はまだ確定していない状態 |
| 発電実績推移 | 月ごとの購入電力量・金額の推移(グラフ) |
解体等積立の欄は、2022年9月に受給料金内訳(2024年4月からの名称は「購入料金内訳」)へ追加された項目です。住宅用の10kW未満は対象外なので、ここが空欄でも気にしなくて大丈夫です。
「更新中」と出ているときは、検針日の翌々営業日まで待ってみてください。「未確定」のほうは、確定し次第更新されると案内されています。
自宅で使った電気(買電)の量や料金は、購入実績お知らせサービスには出ません。電気を買っている小売会社のマイページで確認します
購入金額は購入電力量×調達価格で決まる
購入金額の計算はシンプルで、購入電力量に調達価格(売電単価)を掛けた金額です。1円未満は切り捨てになります。
調達価格は、国の認定を受けたときに決まる単価です。毎月の相場で動くものではないので、月ごとの金額の増減は、ほぼ購入電力量の増減と読んでよさそうです。
ただし、2026年度に認定を受けた設備は、年数によって単価が二段階に変わる仕組みです。切り替わった月からは、売電量が同じでも金額が一段下がります。急に減ったと驚かないよう、自分の認定年度は押さえておきたいですね。
わが家の関西の通知書を見返すと、買取単価の欄は「再エネ特措法等に基づく調達価格」と書かれているだけでした。金額そのものは載っていません。単価の数字は、契約時の資料や施工業者への確認で押さえておくのが確実です。
通知書には、インボイスについて「非適格請求書発行事業者」との記載もありました。資源エネルギー庁によると、自宅の太陽光の余剰売電は消費税の課税対象外。インボイスの登録が無くても、買取価格は変わらない扱いです。(出典:資源エネルギー庁『FIT制度とインボイス制度』)
関連記事:売電収入20万円以下でも住民税の申告は必要?手順と計算例
わが家の関西の明細とモニター表示を比べる
関西の自宅の書類とモニターを見比べて実感したのは、モニターの売電量と明細の購入電力量は、一致しないことがあるということです。明細の計算に使うのはスマートメーターの計量値で、期間の区切りも違います。
東京と関西では会社もサービス名も違いますが、仕組みの骨格はよく似ています。並べるとこうなります。
| 見比べる点 | わが家(関西電力送配電) | 東京電力パワーグリッド |
|---|---|---|
| 契約の成立を示す書類 | 「電力受給契約内容のお知らせ」(施工業者経由で届いた) | 「電力受給契約申込書」の控え(工事店へ返送) |
| 毎月の明細 | 初回検針後に「受給電力量のお知らせ」はがき。以降はWebの「うちの発電量(うち電)」 | 紙は無し。購入実績お知らせサービスの「購入電力量のお知らせ」画面 |
| 振込の期日 | 検針日の翌日から30日目 | 検針日の翌日から30日目 |
| 過去のデータ | 受給電力量を過去15か月分 | 最大12か月分・ダウンロード不可 |
わが家の通知書(2026年9月15日付)には、受給開始日が9月9日と書かれていました。連系工事は8月18日なので、売電の計算が始まるまで約3週間空いた形です。
一方、モニターの9月の月計は売電324.4kWhでした。ただし、これは9月1日〜30日の暦月の集計です。明細の計算期間は「受給開始日から直後の検針日の前日まで」なので、区切りがまったく違います。
電気の検針日は9月29日でした。同じ場所なら売電の検針日も原則同じ日なので、初回の明細は9月9日〜28日の分になる計算です。モニターの9月の数字より小さくなるのは、むしろ自然なことかなと思います。
モニターの売電金額のめやすは7,567円と出ていました。とはいえ、これはモニター側の換算にすぎません。10月初めの時点では、関西電力送配電からの初回の明細もまだ届いていない段階です。
もう一つ驚いたのが「発電出力」です。うちのパネルは7.92kWなのに、通知書の発電出力は5.9kWでした。関西電力送配電の要綱では、パネルとパワコンのうち小さいほうの出力を載せる定義で、5.9kWはパワコンの容量にあたります。
東京の画面の発電設備情報にも「発電出力」が載ります。東京側の定義までは私は確かめられていないので、パネル容量と違って気になるときは問い合わせで確認してください。
モニターと明細がずれたら
まず受給開始日と検針日の区切りを確かめます。期間を合わせても大きく違うときは、買取先(パワーグリッドなら同社のコンタクトセンター)に問い合わせるのが確実です。
東電の売電の振込日は明細の支払日で確かめる
振込日は、「購入電力量のお知らせ」画面の「支払日」で確かめるのが確実です。「毎月◯日」と決め打ちせず、毎月の画面で日付を見るようにしましょう。
確認の流れは、次の3ステップです。
- ログイン後の「ご契約一覧」で検針日を確認する
- 実績一覧で最新の年月を開き、「支払日」を確認する
- その日までに指定口座へ入金されているか、通帳やアプリで確かめる
「データ更新のお知らせ」メールが届いたら支払日を見る。これを習慣にしておくと、入金の確認漏れが減りますよ。
支払日は検針日の翌日から数えて30日目まで
パワーグリッドの要綱では、検針日の翌日を1日目として30日目までに支払うと決まっています。30日目が金融機関の休業日なら、翌営業日です。

これは期限なので、それより早く入金されることもあります。逆に言えば、支払日を過ぎても入金が無いときが、問い合わせを考えるタイミングです。
| 検針日の例 | 支払日(期限)の目安 |
|---|---|
| 4月10日(30日ある月) | 5月10日 |
| 5月10日(31日ある月) | 6月9日 |
| 2月10日(2月をまたぐ) | 3月12日前後 |
月の日数によって、暦の上の日付は数日ずれます。休業日の後ろ倒しも加わるので、「毎月◯日」とは言えないわけです。やはり画面の支払日を見るのがいちばん確実ですね。
わが家(関西電力送配電)も、支払期日の決まりは同じ「検針日の翌日から30日目」です。検針日が9月29日なので、数え方に当てはめると初回の期限は10月下旬になる計算。ただ、初回の振込予定日は「受給電力量のお知らせ」はがきで案内されるので、その日付で確かめるつもりです。
初回の入金が遅いとき
関西電力送配電の要綱には、受給開始から最初の検針日までが短いと、初回の売電を翌月の検針にまとめる規定があります。ただし全社共通ではありません。口座の登録漏れや手続きの未完了でも初回は遅れるので、支払日を過ぎたら買取先に確認しましょう。
東電EP売電や卒FIT後は振込の時期が違う
売電先が東電EPなら、振込の時期はパワーグリッドとは別の決まりです。まずは売電先ごとの違いを表で押さえておきましょう。
| 売電先 | 振込の時期(各社の要綱・案内) |
|---|---|
| パワーグリッド(FIT期間中) | 検針日の翌日から30日目まで |
| 東電EP(FIT期間中) | 電気の需給契約に定める支払期日に連動 |
| 東電EP(卒FIT後・10kW未満) | 年2回の半年払い(1〜5月分を6月分に、7〜11月分を12月分に合算) |
東電EPは、卒FIT後の再エネ買取標準プラン(10kW未満)の支払いを、2022年7月分から年2回に変更しています。卒FITを迎えて「毎月の入金が止まった」と感じたら、まずこの仕様を疑ってみてください。(出典:東京電力エナジーパートナー『再エネ買取標準プラン』)
故障や手続き漏れとは限らないので、慌てなくて大丈夫かなと思います。気になるときは、くらしTEPCO webの利用明細で売電量が計上されているかを先に見ておくと安心です。
他社の買取メニューに移った場合も、支払いのサイクルは会社ごとに違います。たとえば東京ガスは、6か月分をまとめて振り込む方式です。売電先を選ぶときは、単価だけでなく入金の頻度も確かめておきたいところです。
振込や契約の決まりは、要綱の改定で変わることがあります。正確な情報は、各社の公式サイトや最新の要綱で確認してください。
東京電力の売電明細のよくある質問
購入実績お知らせサービスで、自宅の電気代も確認できますか?
できません。表示されるのは買い取られた電気の量と金額、支払日などで、自宅で使った電気の量や料金は出てきません。電気代は、電気を買っている小売会社のマイページで確認してください。
売電明細は確定申告のために保存しておくべきですか?
保存しておくのがおすすめです。住宅用の余剰売電の収入は原則として雑所得で、申告が要るかは必要経費を引いた所得や給与の状況で変わります。パワーグリッドの画面は過去12か月分しか見られず、ダウンロードもできません。年間の売電量と金額が分かるよう印刷して残し、判断に迷うときは税務署や税理士に相談してください。
親の家の売電明細を、子どもが代わりに見ることはできますか?
契約者本人の同意があれば、家族や振込先口座の名義人が購入実績お知らせサービスに登録できます(東京電力パワーグリッドのFAQ)。登録には受電地点特定番号と振込先口座番号が要るので、親御さんの手元の書類か工事店で番号を確かめてから進めるとスムーズです。
パスワードを忘れた・ロックされたときはどうすればいいですか?
パスワードを何度か間違えるとロックがかかり、問い合わせフォームから再発行を申し込む流れです。IDやパスワードを忘れた場合も、専用のフォームが用意されています。なお、午前4〜6時はシステムが止まっているため、その時間帯に入れないのは故障ではありません。
FITの買取期間がいつ終わるかは、明細で分かりますか?
パワーグリッドに売電しているなら、「購入電力量のお知らせ」画面の発電設備情報の左下に買取期間満了日が表示されます(2019年7月以降)。本土では満了日の4か月前と1か月前をめどに、登録アドレス宛のメールで通知が届きます。未登録だと通知を受け取れないので、早めに登録しておきましょう。
まとめ:東京電力の売電明細は買取先で見る場所が決まる

まずは売電先がどっちの東京電力か、だね!
そうですね。そこさえ分かれば、あとは画面の欄を順に見るだけでした。
東京電力エリアの売電明細は、紙を待つものではなく、買取先の画面で見るものです。要点を振り返ります。
- 2017年4月以降に売電を始めた家庭のほとんどは、買取も明細もパワーグリッド(購入実績お知らせサービス)
- くらしTEPCO webの利用明細で売電が見られるのは、売電先が東電EPの家庭だけ
- 送配電買取は最初から紙が出ない。登録案内メールが来なければ工事店に確認
- 売電量は「購入電力量」、金額は「購入金額」、振込日は「支払日」の欄を見る
- パワーグリッドの画面は過去12か月分のみでダウンロード不可。毎月か年末に印刷して保存
- 支払日は検針日の翌日から30日目までの期限。東電EPや卒FIT後は振込の時期が違う
この記事は、2026年10月時点の東京電力パワーグリッド・東電EPの公式ページやFAQ、規約をもとにした一般的な目安です。画面や手続きは変わることがあるので、正確な情報は各社の公式サイトでご確認ください。
売電収入の申告など判断に迷うことは、税務署や税理士といった専門家への相談がおすすめです。わが家もまだ初回の売電明細を待っている段階なので、届いたらモニターとの差を確かめて、また共有しますね。
