こんにちは。エネすけ運営者の「りょう」です。
九州電力エリアで太陽光の売電をしていて、通帳に売電代金が見当たらない。そんなとき、遅れているだけなのか、何かが止まっているのか不安になりますよね。
九州エリアでは、売電の入金に「九州電力送配電」と「九州電力」の2社が関わります。どちらが買い取っているかで、支払期日の数え方も明細も問い合わせ先も変わるんです。
この記事では、両社の受給契約の要綱と公式の案内(2026年10月時点)をもとに、入金されない時に何から確かめるかを順番に整理しました。私の自宅は関西で、九州エリアの売電の体験はありません。そのため窓口の体感などは書かず、公式情報の整理に徹しています。
- 九州エリアの売電代金が振り込まれる期日の数え方
- 九州電力送配電と九州電力(小売)のどちらが買取先かの見分け方
- 初回・名義変更・口座変更・卒FITで入金が止まる典型パターン
- 買取先別の問い合わせ窓口と電話の前にそろえる書類
九州電力の売電は原則検針月の翌月末までに入金
九州エリアの売電代金は、検針日の属する月の翌月末日(休業日なら翌営業日)までに振り込まれるのが原則です。期日より前に入っていなくても異常ではありません。

送配電買取の要綱は2026年10月1日実施版に改定されましたが、この支払期日の定めは2025年10月1日実施版から変わっていません。押さえたいのは、要綱が決めているのは「この日までに払う」という期限だという点です。「毎月◯日に入金」と固定されているわけではありません。(出典:九州電力送配電『再生可能エネルギー発電設備からの電力受給契約要綱[送配電買取]』(2026年10月1日実施))
具体的な振込予定日は、買取先から届く明細で確認します。九州電力送配電なら「購入電力量確認票」や「電力量・料金照会サービス」。九州電力(小売)なら九州電力からの通知や「My九電」です。
| 買取先 | 支払期日(要綱の定め) | 適用される要綱 |
|---|---|---|
| 九州電力送配電(送配電買取) | 検針日の属する月の翌月末日(金融機関の休業日なら翌営業日) | 送配電買取の受給契約要綱(2026年10月1日実施版) |
| 九州電力(小売買取・卒FIT後の買取) | 検針日の翌日が属する月の翌月の末日(休日なら翌営業日) | 小売買取の契約要綱(2025年5月1日実施) |
たとえば送配電買取で検針日が10月8日なら、支払期日は11月30日です。検針から入金まで、最大で2か月近く空くことがあります。
これは他のエリアと比べても遅めの設計です。関西・東京・中部は「検針日の翌日から30日目」、四国・北陸は「20日目」が期日の基本になっています。別エリアの感覚で待っていると、九州だけ遅れているように感じるかもしれませんね。
支払期日より前に入金が無いのは想定どおりの動きです。まずは自分の検針日から期日を数えてみましょう。
なお送配電買取の要綱には、期日までに払えなかった場合に同社が遅延損害金を発電者へ支払う定めまであります。期日の超過は、それだけ例外的な事態として扱われているわけです。
入金されない時はまず買取先と期日を確かめる
入金されない時の最初の一手は、今の買取先が九州電力送配電か九州電力(小売)かを確かめることです。そのうえで自分の検針日から支払期日を数えます。買取先を取り違えると、期日の数え方も問い合わせ先もずれてしまいます。

九州電力って1つの会社じゃないの?2社もあるなんて知らなかったよ。
名前が似ているので紛らわしいですよね。見分け方から一緒に確かめていきましょう。
| 確認項目 | 九州電力送配電(送配電買取) | 九州電力(小売買取・卒FIT後の買取) |
|---|---|---|
| 該当する人 | 「系統連系に係る契約のご案内」の発行日が2017年4月1日以降 | 同発行日が2017年3月31日以前で九州電力と契約/卒FIT後に九州電力へ売電 |
| 初回の支払い | 要綱に初回専用の定めは無い | 「事務手続き終了後に支払う」と要綱に明記 |
| 明細 | 購入電力量確認票/電力量・料金照会サービス | 九州電力からの通知/My九電の購入明細 |
| 口座変更 | 送配電買取用の申込書を託送受付センターへ郵送 | 所定様式を契約・料金センターへ郵送 |
| 電話窓口 | 再エネコールセンター/地区別の託送受付センター(再エネ) | 再エネ特設受付センター/管轄営業所 |
契約のご案内の発行日で買取先を見分ける
買取先は、「系統連系に係る契約のご案内」の発行日で見分けられます。九州電力送配電の低圧の申込書類ページが、この日付で判別するとしているからです。
- 発行日が2017年4月1日以降 → 九州電力送配電(送配電買取)
- 発行日が2017年3月31日以前で九州電力と契約 → 九州電力(小売買取)
背景には2017年4月の制度改正があります。この日以降に結んだ買取契約は、電気を売る小売会社ではなく、エリアの送配電会社が買い取る仕組みになりました。
書類が見つからない時は、毎月届く明細の差出人も手がかりになります。九州電力送配電名の「購入電力量確認票」なら送配電買取。九州電力からの通知なら小売買取です。
電気代の口座とは別管理
電気代を九州電力に払っていても、2017年4月以降に受給契約を結んだ売電の買取先は九州電力送配電です。電気代の引き落とし口座と売電の振込口座は別管理で、照会サービスの注意書きでも繰り返し案内されています。電気代の口座だけを見て「入っていない」と判断しないようにしましょう。
わが家(関西)も、受給契約の通知(「電力受給契約内容のお知らせ」)は、電気を買っている会社ではなく関西電力送配電の名義で届きました。内容がよく分からず、施工業者に確認したほどです。売電と電気代は別の会社・別の口座で動く、と最初に頭に入れておくと迷いにくいかなと思います。
検針日から自分の支払期日を数える方法
期日を数えるのに必要なのは「検針日」だけです。売電と買電の地点が同じなら検針日は原則同じなので、電気料金の検針票やWeb明細の検針日でも当たりがつきます。
- 明細(購入電力量確認票・照会サービス・My九電)か、電気料金の検針票で検針日を確認する
- 送配電買取なら、検針日が属する月の「翌月の末日」が期日
- 小売買取なら、検針日の「翌日」が属する月の、さらに翌月の末日が期日
- 期日が金融機関の休業日なら、翌営業日にずらす
- 今日が期日を過ぎているかどうかで、次の確認に進むかを決める
小売買取で気をつけたいのは、検針日が月の末日に当たるケースです。検針日の翌日が翌月に入るため、要綱の書き方どおりに読むと期日がさらに1か月後ろになります。検針日が月末以外なら、送配電買取と同じ月末が期日です。
明細がWebに出るまでにも少し時間がかかります。照会サービスでは、購入電力量と支払金額が検針日の2〜6営業日後に表示されます。My九電の購入明細は、原則として検針日から5営業日目の更新です。
つまり検針の直後は、Webに何も出ていなくても不思議ではありません。期日を数えて、まだ来ていなければ待つ。過ぎていれば次の章の確認へ進む、という順番がおすすめです。
初回と名義・口座変更の直後は入金が遅れやすい
期日を過ぎていても、売電を始めて最初の入金や、名義・口座を変えた直後なら、手続きの処理待ちで遅れている可能性があります。どちらも書類や事務手続きが絡むため、通常の期日どおりに進まないことがあるんです。

ただし「初回だから遅いのは当たり前」と決めつけるのも危険です。九州エリアの要綱が何を定めているかを、初回と変更手続きに分けて見ていきます。
初回の遅れに関西向けの解説は当てはまらない
ネットで「初回の入金が遅いのは、受給開始直後の短い期間は検針しないから」という解説を見かけることがあります。これは関西電力送配電の要綱にある規定です。九州電力送配電の要綱には、同じ規定がありません。
私の自宅は関西で、受給開始日は2026年9月9日でした。10月4日の時点で、初回の売電代金はまだ入金されていません。関西にはこうした規定があるので、私自身は様子を見ています。
でも、九州エリアで同じ理屈を当てはめて待ち続けるのはおすすめしません。送配電買取は要綱上、初回だけ特別な扱いをする定めが無いからです。初回でも支払期日を大きく過ぎているなら、窓口に確認する価値があります。
一方、九州電力(小売買取)の要綱には「受給契約成立後の初回の料金は、事務手続き終了後に支払う」と書かれています。小売買取の初回は、通常の期日どおりにならないことが制度上想定されているわけです。
Webで確認しようとしても、初回はつまずきやすいポイントがあります。照会サービスは購入契約のみの新規契約者に、初回検針日から2営業日以降に登録するよう案内しています。初回の検針前は、Webで実績を見られません。
送配電買取で初回なのに支払期日を大きく過ぎている場合は、「初回だから」と待たずに九州電力送配電へ確認しましょう。
名義変更と口座変更は書類の処理まで止まる
名義変更や口座変更の直後は、書類の受付と処理が終わるまで新しい条件での入金が始まりません。どちらも郵送の書面手続きなので、到着と処理に時間がかかります。
名義変更(相続や中古住宅への入居を含む)は、国のFIT認定側の変更が先です。九州電力送配電は2025年9月30日に、認定の変更を確認できる書類が無い名義変更は受け付けられない場合がある、と告知しています。
必要になるのは、変更認定通知書か、事前・事後の変更届出の受理日がわかる書類です。認定側の手続きが止まっていると送配電側も進まず、新しい名義での入金も始まりません。相続が絡む場合は、手続きの順番を専門家に相談するのも一つの手です。
| 手続き | 九州電力送配電(送配電買取) | 九州電力(小売買取) |
|---|---|---|
| 申込書 | 再生可能エネルギー発電からの電力販売に関する申込書[低圧](送配電買取用) | 九州電力の所定様式 |
| 提出先 | 設備のある地域の託送受付センター(8か所) | 福岡または熊本の契約・料金センター(再生可能エネルギー担当) |
| 提出方法 | 郵送(書留・レターパック) | 郵送(書留・レターパック) |
| 名義変更で添える書類 | 変更認定通知書または変更届出の受理日がわかる書類、事業承継届出書(低圧) | 事業計画認定の変更手続も必要 |
口座変更で気になるのが、書類が処理されるまでの入金の扱いです。旧口座に振り込まれるのか、支払いが保留になるのかは、九州電力送配電の公式文書では明記を確認できませんでした。
他エリアの送配電会社には、口座の書類が出るまで支払いを保留する場合があると明記している例もあります。九州で同じ扱いになるとは言い切れないので、変更後に入金が無ければ、まず旧口座の通帳も確認してみてください。そのうえで提出先の窓口に処理状況を問い合わせるのが確実です。
10年満了の卒FITで入金が止まっていないか
2026年10月時点で10年満了を迎えているのは、2017年3月以前に契約した小売買取の設備のうち、売電を始めてから10年が経ったものです。九州電力と契約していれば自動で卒FIT買取に移るので、入金がゼロになるのではなく、単価が下がるのが通常の姿です。
一方、九州電力送配電の設備は2017年4月以降の契約なので、満了が来るのは早くても2027年4月以降です。今の入金が止まっている原因が、送配電買取の満了ということはありません。
10年たったら、売電代金ってもらえなくなっちゃうの?
買取先によって扱いが違うみたいですよ。うちもいずれ迎える話なので、一緒に確かめてみましょう。
2017年3月以前の契約は自動で卒FIT買取へ
九州電力(小売)と契約している人は、満了後も申込み不要で九州電力の卒FIT買取に移ります。買取単価は7.00円/kWh(税込・2026年9月時点)です。(出典:九州電力『固定価格買取(FIT)制度の買取期間満了後の買取』)
契約期間は満了日の翌日から翌4月の検針日の前日までで、以後は1年ごとの自動継続です。入金そのものは続くので、「止まった」ではなく「急に少なくなった」と感じるのが典型的なパターンになります。
満了日は、毎月の購入電力量確認票か、ハガキ「購入電力量のお知らせ」で確認できます。満了の約4か月前には、郵送で案内も届きます。
九州電力以外の新電力へ売電先を切り替えた場合は、支払いのサイクルが変わることがあります。電気代からの差し引きやまとめ払いなど、各社の商品設計しだいです。切り替え後に入金が無いと感じたら、契約した会社の支払条件を確認してみてください。
送配電買取は放置すると無償引取りで入金ゼロ
九州電力送配電と契約している設備は、満了と同時に同社との契約が終わります。新しい売電先を自分で選ばないと、同社の無償引き取りになり、低圧(50kW未満)は支払いがありません。
送配電買取の満了は早くても2027年4月以降なので、2026年10月時点の「入金されない」の原因にはなりません。2027年以降に「突然入金が止まった」となる典型原因として覚えておきましょう。
満了の約4か月前には、郵送で「太陽光発電設備からの余剰電力買取期間の満了について」が届きます。この案内を見落とすと、気づかないうちに入金ゼロの状態が続くおそれがあります。
資源エネルギー庁は、無償引取りをあくまで一時的・例外的な受け皿と説明しています。売電先が決まらない間に電気を止めるわけにはいかないための措置で、そのまま続けるものではありません。(出典:資源エネルギー庁『どうする?ソーラー よくあるご質問』)
私の家もいずれ同じ分かれ道に立ちます。卒FIT後まで考えたらどうなるのか、正直まだ答えは出ていません。案内が届いたら早めに売電先を比べる、という段取りだけは決めておきたいところです。
入金額が少ない時は九電の算定誤りも疑う
入金はあるのに少ない場合、まず疑うのは天候や季節による発電の減少です。ただ九州エリアでは、九州電力側の算定誤りが公表された例もあるので、明細の電力量は一度確かめておく価値があります。
公表された実例は、2022年9月検針分の売電の算定誤りです。九州電力に売電していた低圧の6,327件で、金額が過少になっていました。(出典:九州電力送配電『一部お客さまの発電電力量の算定誤りが発生しました』(2022年10月11日))
このときの精算は、九州電力から郵送で個別に通知されています。九州電力以外の小売会社に売電していた人には、発生していないとされました。
この例は「入金されない」ではなく「少ない」ケースで、入金そのものが止まる種類の誤りではありません。また2023〜2026年に、九州電力送配電が住宅用の余剰売電で算定誤りや支払遅延を公表した例は、同社のお知らせ一覧では確認できませんでした。
2025年10月に同社が公表した「代理制御区分の誤り」は、出力制御の精算の話です。出力制御の対象外である住宅用10kW未満の売電とは、対象が違います。
季節の発電減と算定誤りを明細で見分ける
見分けるときの軸は金額ではなく「電力量(kWh)」です。明細の購入電力量が、発電モニタの売電量と大きくずれていなければ、発電そのものが減った可能性が高いと考えられます。
発電量は天気でかなり変わります。わが家(関西)の8月の実測では、晴天日の発電は45kWh前後、曇雨天日は24kWh前後でした。
雨が続くだけで、1日の発電がほぼ半分になったわけです。雨の多かった9月は、1日あたりの発電が8月の晴天日の半分以下に落ちていました。入金額が下がった月は、まず天気の記憶と照らしてみると納得しやすいかなと思います。
比べるときの注意点もあります。モニタは暦月で集計し、明細は検針日から次の検針日の前日までで集計します。わが家でも、電力会社の明細の使用量とモニタの買電量は、集計期間の違いで一致しませんでした。
| 見るポイント | 天候・季節の発電減の可能性 | 算定誤りを疑う目安 |
|---|---|---|
| 明細の購入電力量 | モニタの売電量とおおむね近い | モニタの売電量と大きく違う |
| その月の天気 | 雨や曇りが多かった | 晴天が多かったのに少ない |
| 前年同月との比較 | 季節の傾向と合っている | 季節では説明できない落ち込み |
| 次の行動 | 様子を見る | 明細の確認期間内に買取先へ連絡 |
明細の確認は早めに
九州電力送配電の要綱では、仕入明細書の期間内に誤りの連絡が無いと、記載どおりに確認したとみなされます。電力量が明らかにおかしいと感じたら、明細が届いた段階で早めに連絡しましょう。
入金されない時の問い合わせ先は買取先で決まる
問い合わせ先は送配電買取なら九州電力送配電、小売買取なら九州電力です。電気料金の窓口とは別なので、最初に買取先を確かめてから電話すると、たらい回しになりにくいですよ。

国のFIT認定に関わる名義変更などは、資源エネルギー庁の窓口が担当です。売電の入金は電力会社、認定の変更は国、と役割が分かれています。
送配電買取と小売買取で違う電話窓口
2026年10月時点の公式ページに載っている主な窓口をまとめました。番号や受付時間は変わることがあるので、電話の前に公式ページで最新の情報を確認してください。
| 用件 | 窓口 | 電話 | 受付時間 |
|---|---|---|---|
| 送配電買取の買取期間満了など | 九州電力送配電 再エネコールセンター | 050-6622-2020 | 9時〜17時(土日祝・年末年始を除く) |
| 送配電買取の低圧再エネの手続き | 九州電力送配電 託送受付センター(再エネ) | 地区別(下の表) | 月〜金(祝日除く)9時〜12時・13時〜17時 |
| 名義変更・受給契約申込などの再エネ受付全般 | 九州電力送配電 電力契約本部 NSC系統アクセスグループ | 092-981-9004 | 公式ページに記載なし |
| 九州電力(小売)の卒FIT買取など | 九州電力 再エネ特設受付センター | 050-6622-2013 | 9時〜17時(土日祝・年末年始を除く) |
| 九州電力(小売)と買取契約済みの人の契約の問い合わせ | 九州電力 管轄営業所 | 営業所一覧で確認 | — |
| 国の事業計画認定(名義変更の認定側など) | 資源エネルギー庁 固定価格買取制度等の窓口 | 0570-057-333(PHS・IP電話は042-524-4261) | 平日9時〜18時 |
送配電買取の手続きは、設備のある地域の託送受付センター(再エネ)が担当します。地区は8か所に分かれています。
| 地区 | 託送受付センター(再エネ)の電話 |
|---|---|
| 北九州 | 093-982-3335 |
| 福岡 | 092-981-9178 |
| 佐賀 | 0952-60-3340 |
| 長崎 | 095-870-6627 |
| 大分 | 公式ページで確認(同社ページ内で番号の表示が食い違っているため) |
| 熊本 | 096-202-3352 |
| 宮崎 | 0985-71-5580 |
| 鹿児島 | 099-802-8864 |
なお小売買取の申込書類を送るメールアドレスは、個別の問い合わせには返信しないと明記されています。入金の相談は、メールではなく電話の窓口を使うのが確実です。
電話の前に手元にそろえる4つの書類
電話の前に次の4つをそろえておくと、本人確認と状況の説明がスムーズです。
- 購入電力量確認票(お客さま番号・受電地点特定番号・検針日・満了日が載っている)
- 「系統連系に係る契約のご案内」(発行日で送配電買取か小売買取かが分かる)
- FIT認定の設備IDが分かる書類(名義変更・相続が絡むなら変更認定通知書や変更届出の受理日がわかる書類も)
- 振込先として登録した口座の情報(電気代の引き落とし口座と取り違えない)
購入電力量確認票は、契約を特定する番号と検針日が載っている一番大事な書類です。照会サービスへの登録でも、この確認票のお客さま番号を使います。
書類に加えて、自分で数えた支払期日と、入金を確認した口座も伝えられるようにしておきましょう。「期日を過ぎているのに、登録した口座に入っていない」と具体的に伝えられると、窓口も原因を絞り込みやすくなります。
九州電力の売電が入金されない時のよくある質問
九州は出力制御が多いと聞きます。売電が止まって入金がゼロになることはありますか?
住宅用の10kW未満の太陽光は、当面の間、出力制御の対象外と整理されています。九州電力送配電のFAQでも明記されているので、一般的な家庭の屋根の太陽光が出力制御で入金ゼロになることは、今の整理では考えにくいです。入金が無い時は、この記事の順に期日・買取先・手続きを確認してみてください。
支払期日を過ぎても入金が無い場合、利息のようなものは付きますか?
九州電力送配電の要綱では、支払期日までに払われなかった場合、期日の翌日から支払日まで年率10パーセントの遅延損害金を同社が発電者に支払うと定めています。ただし、これは送配電買取の要綱の定めです。九州電力(小売)と契約している場合は、小売買取の要綱を確認してください。
売電の入金明細はMy九電で見られますか?
My九電で購入明細を見られるのは、九州電力(小売)が買い取っている場合です。2017年4月以降に受給契約を結んだ売電なら買取先は九州電力送配電なので、同社の「電力量・料金照会サービス」か、郵送の購入電力量確認票で確認します。
電力量・料金照会サービスで、過去の入金実績はさかのぼれますか?
太陽光の実績は、契約情報を登録した月から照会でき、以後1か月ごとに追加されて最大24か月分まで見られます。登録前の過去の実績は、最寄りの配電事業所に問い合わせる必要があります。九州エリア(沖縄県を除く)の中なら、引っ越し後も会員サービスを使い続けられます。
卒FIT後に新電力へ売電を切り替えると、入金の時期は変わりますか?
変わる可能性があります。卒FIT後の買取は各社の自由なメニューで、支払いのサイクルも会社ごとに違います。他エリアでは半年分をまとめて払う会社もあるので、切り替える前に支払時期と方法を確認しておくと安心です。
九州電力の売電が入金されない時の確認順まとめ
期日を数えて、買取先を確かめて…順番があるんだね。
そうなんです。順番どおりに見れば、慌てずに済みそうですよね。
九州電力エリアで売電が入金されない時は、期日→買取先→手続き→満了→明細の順に確かめるのが近道です。最後にポイントを振り返ります。

- 支払期日は原則「検針日の属する月の翌月末日」。期日前に入金が無いのは異常ではない
- 買取先は「系統連系に係る契約のご案内」の発行日で判別(2017年4月1日以降は九州電力送配電)
- 電気代の引き落とし口座と売電の振込口座は別管理
- 初回・名義変更・口座変更の直後は手続きの処理待ちで遅れることがある
- 小売買取の満了は自動で卒FIT買取へ移り、単価が下がるのが通常。送配電買取の満了は2027年4月以降
- 金額が少ない時は、明細の電力量とモニタの売電量を比べて早めに確認
- 問い合わせ先は買取先で決まる。電話の前に購入電力量確認票などをそろえる
この記事の要綱・窓口の情報は2026年10月時点のものです。要綱や電話番号は改定されることがあるので、正確な情報は九州電力送配電・九州電力の公式サイトをご確認ください。名義変更や相続が絡む場合など、最終的な判断に迷うときは窓口や専門家にご相談ください。
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