こんにちは。エネすけ運営者の「りょう」です。
太陽光を連系したのに、売電のお金がいつ入るのか分からない。モニタには毎日「売電」と出ているのに、通帳には何も入ってこない。そんなモヤモヤを抱えていませんか?
わが家(奈良・関西電力送配電エリア)も、2026年8月18日に連系しました。ところが10月4日の時点で、初回の売電代金はまだ入金されていません。調べてみると、初回の振込日は連系日では決まらないと分かりました。
この記事では、わが家の実際の日付とモニタの実測を並べて、初回振込までの流れを整理します。いつ・いくら・どこから入るのか。来ないときは誰に聞けばいいのか。順番に見ていきましょう。
- 初回の売電振込が連系から2〜3ヶ月後になる仕組み
- わが家の連系日・受給開始日・支払期日(見込み)の実例
- 初回の振込額が少なくなる3つの理由
- 振込が来ないときに確認する書類と問い合わせ先
太陽光の売電の初回振込は連系から2〜3ヶ月後
太陽光の売電の初回振込は、連系から2〜3ヶ月後が一つの目安です。入金日を決めるのは連系日ではなく、「受給開始日」とその直後の検針日だからです。初回だけは手続きの待ち時間が重なるので、遅く感じやすいんですよね。

えっ、つないだ日から売電してるんじゃないの?モニタには「売電」って出てるのに。
私もそう思っていました。でも、お金の計算が始まる日は別にあるみたいですよ。日付の関係から一緒に確かめてみましょう。
売電はいつから?連系日ではなく受給開始日
売電(買取)の料金計算が始まるのは、連系した日ではなく受給開始日からです。連系は、パワコンを電線につないで発電を始めた日のこと。モニタに「売電」が出始めるのはこの日からですが、買取の計算はまだ始まっていない場合があります。
受給開始日は、送配電会社との買取契約(特定契約)が成立した日以降に決まります。そして特定契約は、国の事業計画の認定が下りるまで成立しません。認定が連系より遅れると、つないでから買取が始まるまでに空白ができるわけです。
初回振込までに出てくる日付は、次の4つです。似た言葉が多いので、表で整理しておきます。
| 日付 | 何の日か | 施主が知る手段 |
|---|---|---|
| 連系日 | パワコンを電線につなぎ、発電が始まった日 | 工事当日に施工業者から |
| 認定日 | 国の事業計画の認定が下りた日 | 受給契約の通知書の記載など |
| 受給開始日 | 送配電会社の買取(料金計算)が始まる日 | 「電力受給契約内容のお知らせ」 |
| 検針日 | 料金の計算期間を区切る日。電気料金側の検針日と原則同じ | 初回はハガキ(関西の場合)、以降は各社のWeb |
国の認定の標準処理期間は、10kW未満の太陽光で2〜3ヵ月とされています。申請は業者が代行するのが一般的なので、施主からは進み具合が見えにくい部分です。連系したのに書類が来ないときは、認定や申込みが済んでいるかを業者に聞くのが近道かなと思います。
入金日は受給開始日の直後の検針日で決まる
初回の入金日は、受給開始日の直後の検針日から数えた「支払期日」で決まります。連系から入金までの期間は、次の3つの足し算と考えると分かりやすいです。
- 連系日〜受給開始日(認定・契約の進み具合で数日〜数週間以上)
- 受給開始日〜直後の検針日(最大で約1ヶ月)
- 検針日〜支払期日(送配電会社ごとに決まっている)
1番目がほぼゼロでも、2番目と3番目だけで1〜2ヶ月かかります。1番目に数週間かかれば、合計で2〜3ヶ月。初回が遅いのは故障ではなく、この仕組みのせいなんです。
支払期日の数え方は、送配電会社で違います。関西・東京・中部は検針日の翌日から30日目、四国は20日目。北海道・中国は翌月15日、東北・九州は翌月末日とされています。同じ検針日でも、住む地域によって入金の時期がずれるわけですね。
初回が1ヶ月延びることも
関西電力送配電の要綱には、初回の検針を翌月に回す規定があります。受給開始日から最初の検針日までが短く、検針しなかった場合です。このときはその月の受給電力量をゼロとし、翌月にまとめて計算します。四国・九州の要綱には同じ定めが無く、全社共通の仕組みではありません。(出典:関西電力送配電『再生可能エネルギー発電設備からの電力受給契約要綱』)
関連記事:関西電力エリアの売電の振込日と確認方法
わが家の実例|連系から初回入金までの日付
わが家の場合、連系(8月18日)から初回の支払期日(10月29日の見込み)まで約2ヶ月半です。ただし10月4日時点では入金待ちで、支払期日も金額もまだ推定の段階。通知書に書かれた日付と、モニタの実測をもとに並べてみます。

前提として、わが家は奈良の新築オール電化で、関西電力送配電のエリアです。パネルはシャープ製18枚の7.92kW。受給契約の通知書に載った発電出力は、パネル容量ではなくパワコン容量の5.9kWでした。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年7月21日 | 接続契約日 |
| 2026年8月18日 | 連系(設置工事完了・発電開始) |
| 2026年8月25日 | 国の事業計画の認定日 |
| 2026年8月26日 | 特定契約日(受給契約日) |
| 2026年9月9日 | 受給開始日 |
| 2026年9月15日 | 受給契約内容のお知らせの日付 |
| 2026年9月25日 | 業者経由で通知書が手元に届く |
| 2026年9月29日(見込み) | 受給開始後の最初の検針日 |
| 2026年10月4日 | 初回の売電代金はまだ未入金 |
| 2026年10月29日(見込み) | 初回の支払期日 |
「見込み」と書いた2行は、まだ確定していない推定です。それでも、連系日と受給開始日が別の日だと一目で分かりますよね。初回を待つ間は、この並びを頭に入れておくと焦らずに済みます。
連系から受給開始日まで22日空いた理由
わが家で連系から受給開始日まで22日空いた理由の一つは、国の認定が連系より後に下りたことです。認定日は8月25日で、連系の7日後でした。認定が出るまで買取契約は成立しないので、その前に受給開始日は来ません。
特定契約は認定の翌日、8月26日に成立しています。受給開始日は、契約の成立後に送配電会社との協議で決まる日。わが家の場合は、そこから2週間後の9月9日でした。この2週間の事情は、通知書からは読み取れません。
契約のとき、業者からは「スマートメーターの交換があり、その後に売電開始」と聞いていました。早いと数週間、遅いと数ヶ月で、明確なことは言えないという説明です。実際にはメーター交換は不要で、遠隔で設定が変わったそうです。
関西電力は2015年5月以降の連系申込みから、買う電気と売る電気を1台で計るスマートメーターを使っています。すでにこのメーターが付いた新築なら、売電用の追加工事が要らないこともあるんですね。待ち時間の見通しは家ごとに違うので、業者の説明は目安として聞いておくのがよさそうです。
この22日間に「スマートメーターの交換工事」が挟まるのかどうかは、次の記事で交換なしで受給開始した実例とあわせて整理しています。
関連記事:スマートメーター交換なしでも売電開始?連系後の実例
関連記事:連系から売電開始まで3週間かかった理由と遅れている時の確認先
初回の支払期日は10月29日・約5645円の見込み
ここで書く支払期日と金額は、2026年10月4日時点の推定です。入金待ちのため、確定値ではありません。
わが家の初回は、10月29日(木)までに約5,645円が入る見込み(推定)です。どちらも制度の決まりと、モニタの実測から出した値。入金を確認したら、実際の日付と金額に書き換えます。
支払期日の根拠は検針日です。関西電力送配電の要綱では、同じ家で電気を買って売る場合、売電の検針日は電気料金の検針日と原則同じ。わが家の9月分の電気料金は、9月29日に検針されていました。
そうすると、受給開始日の直後の検針日は9月29日と見込めます。支払期日は検針日の翌日から数えて30日目(休業日なら翌営業日)なので、10月29日。期日は「この日までに払う」という期限なので、もっと早く入る可能性もあります。
金額は、初回の算定期間(見込み)のモニタ売電量で試算しました。2026年度認定の住宅用FITの単価に当てはめると、次のとおりです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 初回の算定期間(見込み) | 9月9日〜9月28日の20日間 |
| この期間のモニタ売電量 | 235.2kWh |
| 買取単価(2026年度認定・1〜4年目) | 24円/kWh |
| 初回の試算額(推定・入金待ち) | 約5,645円 |
モニタの値は宅内の計測で、送配電会社のメーターの確定値とは一致しません。確定額は、初回検針後に届くハガキで分かります。もし初回の検針が翌月に回されれば、支払期日は11月下旬にずれる可能性もあります。
20日分で約5,645円と聞くと、少なめに感じるかもしれません。その理由は次の章でまとめます。
関連記事:九州電力の売電が入金されないときの確認先と振込日の整理
売電の初回が少ないのはなぜ?3つの理由
初回が少ないのは、計算の対象になる期間そのものが短いからです。わが家では、算定期間の短さ・受給開始日前の分が対象外・9月の雨、の3つが重なりました。不具合ではなく、初回によくある構造なんですよね。

でも9月のモニタには、もっとたくさん売電した記録があったよね?
そうなんです。モニタの数字と初回の計算対象は、期間がずれているみたいで。理由を一つずつ見ていきましょう。
| 理由 | わが家の場合 |
|---|---|
| 算定期間が短い | 受給開始日から20日間(見込み) |
| 受給開始日前は対象外 | 8月18日〜9月8日のモニタ売電量 約393kWh |
| 天候と計測のずれ | 9月は天候不順の日が多く、モニタ値も確定値ではない |
日割りではなく初回の検針期間が短い
初回が少ないのは、月額を日割りしているからではありません。初回の算定期間が「受給開始日〜直後の検針日の前日」と短いためです。売電は計った期間の電気の量で払われるので、期間が短ければ金額も小さくなります。
2回目以降は「前月の検針日〜当月の検針日の前日」で、ほぼ1ヶ月分になります。わが家の9月のモニタ売電量は、月全体で324.4kWh。そのうち初回の算定期間に入るのは、見込みで235.2kWhだけです。
つまり初回だけ、ひと月分に満たない量で計算されるわけです。2回目からは期間がそろうので、金額の見え方も落ち着いてくるはず。初回の額だけを見て、太陽光の収支を判断しないほうがいいかなと思います。
受給開始日前の売電分約393kWhの扱い
受給開始日より前にモニタが「売電」と表示した分は、初回の支払い対象に入りません。要綱で、受給を始めた月の算定期間は「開始日から直後の検針日の前日まで」と決まっているからです。わが家では、この分がモニタ値で約393kWhありました。
| 期間 | 日数 | モニタの売電量 | 算定の対象か |
|---|---|---|---|
| 8月18日(連系当日) | 1日 | 0.4kWh | 対象外(受給開始日前) |
| 8月19日〜31日 | 13日 | 314.9kWh | 対象外(受給開始日前) |
| 9月1日〜8日 | 8日 | 77.9kWh | 対象外(受給開始日前) |
| 9月9日〜28日 | 20日 | 235.2kWh | 対象(見込み) |
| 9月29日〜30日 | 2日 | 11.3kWh | 次回の算定期間 |
連系から受給開始日の前日までを足すと、約393kWh。初回の対象になる量より多い電気が、計算の外に出ています。モニタの累計と初回の明細が合わないのは、主にこのためです。
資源エネルギー庁のFAQも、試運転期間中の電気はFIT法の買取義務の対象外と答えています。一方で、この空白期間の電気を後から精算すると明記した公式文書は、私が調べた範囲では見つかりませんでした。気になる方は、送配電会社に直接確認してみてください。(出典:資源エネルギー庁『FIT・FIP制度 よくある質問』)
連系から受給開始日までが長いほど、計算の外に出る量も増えます。とはいえ施主の側で早められる部分は少なく、認定と契約の手続きを待つしかありません。業者に申込みの状況を聞いておくくらいが、できる対策かなと思います。
9月の雨とモニタ値のずれで初回額は変わる
初回の金額は、算定期間の天気で大きく変わります。わが家の初回の期間は、天候不順だった9月に当たりました。同じ期間の中でも、売電が1〜3kWhの日と20kWhを超える日が混ざっています。
| 日付(9月) | モニタの売電量 | 天気の傾向 |
|---|---|---|
| 9日 | 1.3kWh | 天候不順の日 |
| 16日 | 1.8kWh | 天候不順の日 |
| 21日 | 2.8kWh | 天候不順の日 |
| 22日 | 23.0kWh | 晴天日 |
| 24日 | 24.8kWh | 晴天日 |
| 26日 | 1.1kWh | 天候不順の日 |
晴れの日と天気の悪い日では、売電量が10倍以上違います。初回の期間がたまたま天気の悪い時期に当たると、それだけで額が小さくなるんですね。
もう一つ、モニタの値は確定値ではありません。わが家のモニタ(シャープ JH-RWL8)の取扱説明書にも、計量法の対象製品ではないと書かれています。お金の計算に使われるのは、送配電会社のスマートメーターの値です。
実際、わが家では買電の側でずれが出ました。9月分の電気料金と同じ期間でモニタの買電を足すと、請求の使用量より約2割多かったんです。売電でも同じ向きにずれるとは限りませんが、モニタからの試算は「めやす」と考えておくのが安全です。
モニタは暦月で集計し、明細は検針日で区切る点も違います。なお、住宅用の10kW未満は出力制御も発電側課金も当面は対象外です。初回が少なくても、これらで減らされたわけではありません。
購入電力量のお知らせはいつ届く?初回の書類
「購入電力量のお知らせ」にあたる明細は、初回の検針が終わった後に届きます。関西電力送配電では「受給電力量のお知らせ」という名前のハガキです。初回の受給電力量と振込予定日は、このハガキで初めて分かります。
関西電力送配電の場合、初回までに届く書類はおおむね次の順番です。初めてだと、どれが何の書類か分かりにくいですよね。
- 電力受給契約内容のお知らせ: 受給契約の成立と受給開始日を知らせる通知
- 「うちの発電量(うち電)」の入会コードのハガキ: 受給契約の締結後に届く
- 受給電力量のお知らせハガキ: 初回検針後に届き、初回の受給電力量・振込予定日・次回検針日が載る
- うち電の検針結果メール(登録済みの場合): 検針日の翌営業日から5営業日後
うち電に登録すると、過去15か月分の受給電力量や契約内容をWebで見られます。紙で届くのは初回のハガキまでで、2回目以降の検針結果はうち電で確認する形になります。わが家は10月4日時点で、初回ハガキの内容や振込予定日をまだ確認できていません。(出典:関西電力送配電『うちの発電量』)
明細の名前と受け取り方は、送配電会社ごとに違います。お住まいの地域の会社名で探してみてください。
| 送配電会社 | 明細の名前 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| 関西電力送配電 | 受給電力量のお知らせ | 初回はハガキ、以降はWebの「うち電」 |
| 東京電力パワーグリッド | 紙の通知なし | Webの購入実績お知らせサービス(事前登録が必要) |
| 中部電力パワーグリッド | Web検針票 | 再エネ実績お知らせサービス |
| 東北電力ネットワーク | 購入電力量のお知らせ | 紙で送付(検針日の6営業日以降) |
| 九州電力送配電 | 購入電力量確認票 | 紙のほか、Webの照会サービス |
受給契約の通知書は売電開始の後に届いた
わが家では、受給契約の通知書が届いたとき、売電はすでに始まっていました。通知書の日付は9月15日で、受給開始日の9月9日より後。手元に届いたのは9月25日の夜で、施工業者から転送されてきました。
それまで、業者からも送配電会社からも連絡はありませんでした。メーター交換の後に売電開始と聞いていたので、書類が来ないことは気にしていなかったんです。急に届いたときは驚きましたが、もう始まっていたのは素直に嬉しかったですね。
同封されていたのは「書類が届いたよ」くらいのメモだけでした。中身がよく分からず、やり取りしていたLINEで業者に聞いたんです。そこで遠隔で設定が変わったことと、契約が完了したことを確かめられました。
関西電力送配電の案内では、この通知はWEBで届き、申込みを代行した業者に送られる場合があります。業者から施主へ転送されるまで、時間差が出ることもあるわけです。申込みから通知までは、設備の変更が無ければ約1〜2か月が目安とされています。
通知書に書いてあること
接続契約日・認定日・特定契約日・受給開始日・発電出力・買取期間(FITの10年)などが載っていました。一方で、買取単価の金額や振込予定日、初回の検針日は書かれていません。入金の日付は、通知書ではなく初回ハガキで確認する流れです。
写真を載せるなら要注意
通知書には、施主の名前・設置住所・受電地点特定番号・認定IDがそのまま印字されています。SNSなどに写真を載せるときは、この4か所を必ず隠してください。
関連記事:受給契約の通知が届かない?届く時期と確認先を実例で
関連記事:うち電の登録方法|入会コードの場所
売電の振込が来ない時に確認する順番
振込が来ないときは「受給開始日→検針日→振込予定日→口座」の順に確かめるのがおすすめです。手前の段階が済んでいなければ、そもそも入金は始まりません。焦って問い合わせる前に、手元の書類で分かることも多いです。

振込が来なかったら、どこに聞けばいいの?電気代を払ってる会社?
私も最初はそう思っていました。でも、聞く先は段階で変わるみたいなんです。順番に整理してみましょう。
| 順番 | 確認すること | 見る場所・聞く先 |
|---|---|---|
| 1 | 受給開始日は決まっているか | 受給契約内容のお知らせ。届いていなければ申込みを代行した業者 |
| 2 | 受給開始日から最初の検針日まで何日か | 電気料金の明細(検針日)・初回ハガキ |
| 3 | 振込予定日を過ぎていないか | 初回ハガキ・各社のWebサービス |
| 4 | 振込先の口座が登録され、正しいか | 申込み時の書類。代行なら業者に確認 |
| 5 | どこから振り込まれるか | 通帳の振込元名(送配電会社) |
受給開始日から検針日までが短いと、関西では初回が翌月に回ることがあります。振込予定日は「期限」なので、それより前に入ることもあります。予定日を過ぎても入らないときは、送配電会社に確認するのが正しい流れです。
口座登録や名義の不備で初回は遅れるか
口座が未登録だったり記入に不備があったりすると、初回の入金は遅れることがあります。振込先の口座は、買取契約の申込み事項に含まれているからです。中国電力ネットワークは、口座の申込書が出るまで支払いを保留することがあると明記しています。(出典:中国電力ネットワーク『再生可能エネルギーの買取に関する各種申込書類』)
わが家は申込みを業者が代行していて、自分が口座を書いたかどうか覚えていませんでした。業者に確認したところ、契約時の書類に記入していたと分かりました。代行してもらった方は、一度業者に聞いておくと安心かなと思います。
名義の扱いは、送配電会社で違います。関西電力送配電は、受給契約と口座の名義が違っても受け付けています。小売の電気契約と名義が違っても大丈夫です。一方、四国電力送配電は原則として同一名義の運用です。
名義が心配なら、お住まいの地域の送配電会社に確認してください。口座を変えたいときは、送配電会社のホームページにある申込書類で手続きします。関西電力送配電の書類には、記入例も付いています。
振込元は送配電会社|施工会社や小売どこに聞くか
売電代金を振り込むのは、電気代を払っている小売会社ではなく、エリアの送配電会社です。2017年4月以降に買取契約を結んだ家庭は、買取の相手が送配電会社に変わりました。電気代の明細をいくら見ても、売電額は出てこないんですね。
電気料金の請求と売電の入金は、別の会社・別の口座で動きます。通帳を確かめるときは、送配電会社の名前で入っていないかを見てください。
困ったときの問い合わせ先は、聞きたい内容で分けると迷いません。
| 聞きたい内容 | 問い合わせ先 |
|---|---|
| 認定・申込み書類・口座の記入など、手続きの進み具合 | 申込みを代行した施工業者 |
| 受給開始日・検針日・振込予定日・口座の変更 | 送配電会社(関西電力送配電は送配電ダイヤル 0800-777-3081) |
| 電気料金・電気の使用量 | 小売電気事業者(電気を買っている会社) |
わが家も、書類の中身が分からなかったときは、まず業者に聞きました。手続きの経緯を知っているのは業者なので、最初の相談先として話が早かったです。入金の日付や金額の確認は、送配電会社に聞くのが確実ですよ。
ここで紹介した手続きや窓口は、2026年10月時点で私が確認した内容です。正確な情報は、お住まいの地域の送配電会社の公式サイトでご確認ください。
太陽光の売電の初回振込でよくある質問
受給開始日が遅れると、売電の単価は下がりますか?
下がりません。関西電力送配電のFAQでも、受給開始日によって買取単価は変わらないと案内されています。単価は国の認定を受けた年度で決まり、2026年度認定の住宅用は1〜4年目が24円/kWhです。
初回の売電収入が入ったら、確定申告は必要ですか?
会社員の自宅の余剰売電は、原則として雑所得です。給与を1か所から受けて年末調整を済ませている人なら、給与以外の所得の合計が年20万円を超えると、所得税の確定申告が必要になります。判定は収入ではなく、経費を引いた所得で行います。20万円以下でも住民税の申告は必要とされているので、自治体の案内を確認し、迷ったら税務署や税理士に相談してください。
支払期日を過ぎても入金がない場合、何か補償はありますか?
関西電力送配電の要綱には、支払期日までに支払われなかった場合、年10パーセントの遅延損害金を発電者に支払う規定があります。ただ、まずは振込予定日や口座の登録内容を送配電会社に確認するのが先です。ほかの会社の扱いは、各社の要綱で確かめてください。
連系したのに受給契約の書類がいつまでも届きません。放っておいて大丈夫?
一度、申込みを代行した業者に状況を聞いておくのがおすすめです。10kW未満の太陽光には、認定日から1年以内に運転を始める期限があり、過ぎると認定が失効します。関西電力送配電の案内では、申込みから通知までは約1〜2か月が目安です。
うち電(うちの発電量)にはいつから登録できますか?
関西電力送配電の場合、受給契約を結んだ後に入会コードを書いたハガキが届き、そこから登録できます。ハガキをなくしたときは、送配電ダイヤルで入会コードの再発行を頼めます。登録すると検針結果がメールで届くので、2回目以降の確認が楽になります。
初回の振込予定日を過ぎても入金されないときは、こちらの確認手順が参考になります。
関連記事:売電が入金されない原因は?確認する順番と問い合わせ先
まとめ:売電の初回振込は受給開始日と検針日で決まる
連系した日じゃなくて、受給開始日がスタートだったんだね。
そうなんです。わが家もまだ入金待ちなので、届いたら答え合わせしますね。
太陽光の売電の初回振込は、連系日ではなく受給開始日と、その直後の検針日で決まります。連系から入金まで2〜3ヶ月かかるのは、珍しいことではありません。わが家も10月29日を支払期日と見込んで、入金を待っているところです。

- 初回の入金日は「受給開始日→直後の検針日→支払期日」の順で決まる
- わが家は連系8月18日・受給開始9月9日・支払期日10月29日(見込み)
- 初回の試算額は約5,645円(モニタ値ベースの推定・入金待ち)
- 受給開始日前の売電約393kWhは、初回の支払い対象に入らない
- 振込が来ないときは書類→口座→送配電会社の順に確認する
ここで紹介した日付や金額は、あくまでわが家(関西電力送配電エリア)の例と、執筆時点の推定です。正確な情報は、送配電会社の公式サイトや届いた明細でご確認ください。税金や契約で迷ったときは、専門家への相談をおすすめします。
初回の入金を確認したら、実際の日付と金額でこの記事を更新しますね。
賃貸住宅で入居者が売電する場合の初回振込は、こちらで解説しています。
関連記事:シャーメゾンの売電はいつ振り込まれる?入居者売電の仕組み
売電の初回入金と並んで、補助金の振込時期が気になる方はこちら。
関連記事:太陽光の補助金はいつ振込?申請から入金までの流れ
